そらあかね21
映画「ジャッカルの日」を観ました。
F.フォーサイスの同名小説の映画化です。
ドゴール大統領暗殺のためにフランス秘密軍事組織OASに雇われた英国人ヒットマン、コードネーム、ジャッカルの物語です。
前半はXデーに向け、免許証・IDの偽造所得、暗殺用ピストルの発注と綿密な計画を練るジャッカルの姿と平行して、フランス警視庁ルベル警部を筆頭に英仏の特別捜査委員会がジャッカルの居所を突き止め、暗殺を未然に阻止しようとジリジリする様子が描かれていました。
長い小説の映画化でコマ割りが困難だったでしょうが、その委員会がガチャガチャやっているシーンがやたら多く長く疲れました。
また、フランスが舞台で多くの登場人物もフランス人なのにストーリーが英語で進行するところがリアリティに欠けると思いました。
後半は追跡をかわしながらミッション遂行のためパリに入るまでの、まさしく「ジャッカルの日」を追っています。
ラスト、開放記念日でドゴールの頭部を狙い引き金を引いたジャッカルの「誤算」はあまりにも有名です。
ヨーロッパ各国の言語・文化に精通し、国境を越えて暗躍するヒットマンがまさかの「オチ」です。
全編、淡々とした脚色で最近のいわゆるジェットコースタームービーに慣れている若い人向きの映画ではないですね。
私は発症以降、本が読めなくなったので、どうしても読みたい本がある時には映画化・テレビドラマ化された時、観る様にしています。
どういうわけか活字はこぼれ落ちて行くのに映像は脳裏に残るのです。
最近はアイチューンで古い映画をチェックしたりテレビのハードディスクに録画された映画を観ています。
歳を経るとだんだん邦画が良くなって来ますね。
皆さんのおススメの映画は何ですか?
ではまた、明日。
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