そらあかね44

映画「イングリッシュ・ペイシェント」を観ました。

1996年公開、M.オンダーチェの同名小説の映画化です。

監督A.ミングラ、出演レイフ・ファインズジュリエット・ビノシュ

第二次大戦さなか、北アフリカの戦場で撃墜された英国の飛行機から全身に火傷を負った男が救出される。記憶を失っているため「イングリッシュ・ペイシェント(=英国人の患者)」と呼ばれ、カナダ人看護婦ハナが献身的に看護を続ける‥‥。

第69回アカデミー賞で8部門を受賞した作品です。

ざっと言えば大戦前後を舞台にしたラブストーリーですが、重傷を負った男の回想の世界とハナに看護されながらの日常が錯綜しながら進むストーリー展開で見応えのある壮大な作品に仕上がっています。

ただ最後の最後まで見ないと、この作品のテーマが見えて来ません。尺が長いので近年のジェットコースター・ムービーに慣れている方にはおススメ出来ません。

私個人的に、ハナ役のビノシュは大好きな女優さんのひとりです。オトナの女性なのに幼い女の子のように無垢な一面を持ち合わせていて、絶世の美女ではないのですが、ミステリアスでキュートです。80年代のカラックス監督の3部作「ボーイ・ミーツ・ガール」「汚れた血」「ポンヌフの恋人」も良かった!観てください!!

主人公アルマシーに対して人妻キャサリンが言った「自分だけに感情があると思わないで」のひと言が心に残りました。

アラビアのロレンス」を彷彿とさせる砂漠の景観は素晴らしいですよ。

エンド・ロールで流れる曲はJ.S.バッハの「平均律」です。

 

二日ばかりちょっぴり雨が降りましたがまた晴れましたね。

寒くなりました。暖かくしてお過ごしください。

 

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