そらあかね12 - soraakane2’s diary

今日は私が好きなアーティストのひとり、ビリー・ジョエルについてお話したいと思います。

彼は自ら統合失調症である事をカミングアウトして活動している事はご存知でしたか？

「ピアノマン」「素顔のままで」「オネスティ」「ストレンジャー」「ガラスのニューヨーク」などが代表曲。確かに名曲です。曲調、アレンジ、リリック皆バランスが取れて居て素晴らしい。

あまり知られて居ないナンバーですが私は「アレンタウン」「ムーヴィングアウト」「プレッシャー」「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」も聴いてみて欲しいと思います。

特にピアノ伴奏のみで歌われるラブソング「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」は名曲です。少し小悪魔的な彼女について語ると言う詩です。

美しいメロディラインは見目麗しい女性が長い髪を風に遊ばせながら微笑んで居る絵を彷彿とさせます。

彼女の目元は少しサディスティックな色を帯び笑顔はシニカルな感じでしょうか。

自分が美しく充分魅力的な事を自覚して居る女性像が浮かびます。

自由気ままに振舞って居ながら男性を虜にする女性、羨ましい限りです。

全盛期から３０年、お歳を召したジョエル氏の東京公演の様子をユーチューブで観ましたがキーをかなり落としてお歌いでした。

細身のスーツに白いナイキのスニーカーを履き立ったままキーボードを叩きまくりシャウトする、やんちゃなビリーではなくいぶし銀のおじ様になってましたね。

日本語混じりの舞台挨拶。

「知らねぇよ」的な昔のビリーの面影は無く、少し寂しい気持ちがしました。

「ジョエル」とは旧約聖書に出て来る預言者の名「ヨエル」に由来して居るそうな。

では皆様、良い週末を。

また来週、ごきげんよう。