2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

そらあかね29

映画「ア・フュー・グッドメン」を観ました。 1992年公開、A.ソーキン脚本の同名舞台劇の映画化です。 制作費4千万ドルに対し興行収入が2億4千万ドル、大ヒット作です。 キューバ、グアンタナモ米海軍基地で殺害されたサンティアゴ一等兵、被疑者ドーソン…

そらあかね28

母は猫が大好きで実家にはいつも猫が居ました。 猫たちは日がなグウタラ寝たりご飯を食べたり、時折ネズミやバッタを「いつもありがとね」的に並べて見せ、私たちをびっくりさせていましたっけ。 初代の猫はミー、グレーの美しい虎毛のメスでした。 朝食のニ…

そらあかね27

映画「ロック~わんこの島」を観ました。 三宅島で民宿を営む野原一家と愛犬ロック。 平成12年の三宅島噴火、島民全体に避難勧告が発令されます。 離島の際、ゲージから逃げ出し無人島になった三宅島をさまよい衰弱したロックは遅れて保護され救護センター…

そらあかね26

映画「太陽がいっぱい」を観ました。 監督ルネ・クレマン、主演、トム・リプリー役はアラン・ドロン。 P.ハイスミスの小説の映画化です。映画をご覧になっていない方も、ニーノ・ロータの美しくも哀しい旋律のテーマ曲はご存知だと思います。 ルネ・クレマン…

そらあかね25

ウィークデーはずっと雨混じりの天気のようです。 気圧が下がっている影響だと思いますが大変不調です。 思考能力が鈍りやたら眠いです。 猫たちの恋の季節です。 ウチの界隈では夜ごと猫たちのラブソングや、縄張り争いの生きるか死ぬか的絶叫が聞かれます…

そらあかね24

映画「マディソン郡の橋」を観ました。 R.J.ウォラーの同名小説の映画化です、監督・主演はクリント・イーストウッド、ヒロイン役はメリル・ストリープ。 亡くなった母親の遺品整理に集った兄妹、発見した日記で知る母の4日間に渡る「秘めた恋」がテーマで…

そらあかね23

映画「グラントリノ」を観ました。 監督・主演はクリント・イーストウッド。かなり深い映画です。 「強いアメリカ」その栄光の象徴が孤独な老人コワルスキーが大切にしている名車「グラントリノ」なのでしょう。 アメリカの抱える様々な問題のみならず現代先…

そらあかね22

映画「猿の惑星」を観ました。 主演、テイラー役は「ベン・ハー」が出世作、チャールトン・ヘストン。 地球から320光年離れた恒星にたどり着いたと思ったら、そこは知的に進化を遂げた猿人たちが原人(=人間)を支配する2千年後の地球だった、というお…

そらあかね21

映画「ジャッカルの日」を観ました。 F.フォーサイスの同名小説の映画化です。 ドゴール大統領暗殺のためにフランス秘密軍事組織OASに雇われた英国人ヒットマン、コードネーム、ジャッカルの物語です。 前半はXデーに向け、免許証・IDの偽造所得、暗殺用ピス…

そらあかね20

安定剤を切らして眠れずミシンと首っぴきでスカートをこしらえました。 丈が長すぎたみたい‥‥。 私の疾病の性格は端的に言うと、脳内のセロトニンが過剰に分泌されるという類いのもので、それを抑える薬を処方されて居ますが飲まないと、どんどんハイになり…

そらあかね19

友の見舞いに行きました。 倒れた知らせから3週間余り、最悪の事態を想定して居たのでショックは受けなかったものの、こんなに残酷な光景はそうは有りません。 ベッドに固定され今や考えるだけの存在になってしまった友。 一瞬トランボの「ジョニーは戦場へ…

そらあかね18

東京時代「もうお前、イナカ帰れ」と少なくとも3人の人から言われました。 体調を崩し帰省したのは26の歳でしたが、その頃にはもう完全に自分の事をクズだと思い込んで居ました。 夢を抱いて上京した筈なのにわずか数年で頓挫。 東京はごくごく一部のチャ…

そらあかね17

映画「誰も守ってくれない」を観ました。 冒頭、捜査員たちが犯人の家に令状を持ち詰め掛ける時、門の脇にきれいに並べられた花の植木鉢が蹴散らされるシーンがありました。 これから情け容赦なく踏みにじられる、何か「デリケートなもの」を象徴する様に思…

そらあかね16

今日は血液型の話です。 昔読んだ血液型の本の引用ですが本のタイトルも著者名も忘れてしまいました。 オリジナリティのない内容で申し訳ありません。 ●各血液型を住居にたとえると ~基本性格編~ A型‥‥日本家屋 外と内との差は大して無い。 ふすまを取り払…

そらあかね15

映画「トッツィー」を観ました。 オーディションを受けても受けても役を貰えない俳優が、女装して役を射止め迫真の演技と個性的なキャラクターで、週にファンレターが2千通も殺到する程の人気女優(?)として一躍時の人となる、という筋です。 共演の若手…

そらあかね14

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観ました。 一緒に観て居た5歳年上の主人は、再現された昭和30年代初頭の街並みや風俗を「懐かしい、懐かしい」と大変喜んで居ました。 自動洗濯機の洗濯槽の横に付いて居た衣類の水分を搾るローラーで「どれだけ広がる…

そらあかね13

九月に入って一週過ぎました。 朝のひんやりした空気や傾いた陽射しは早くも秋の気配をはらみ 先日まで暑さの心配をして居たのに「今年は相当寒いのでは」と冬の心配です。 「九月のうた」 谷川俊太郎 あなたに伝えることができるのなら それは悲しみであり…

そらあかね12

今日は私が好きなアーティストのひとり、ビリー・ジョエルについてお話したいと思います。 彼は自ら統合失調症である事をカミングアウトして活動している事はご存知でしたか? 「ピアノマン」「素顔のままで」「オネスティ」「ストレンジャー」「ガラスのニ…

そらあかね11

今日は何のお話をしましょうか。 昨日が映画ネタだったので、と言うワケではありませんが今日も映画の話をします。 高校入試前夜、今はもう無い中心街にある小さな映画館に「さらば青春の光」を独りで観に行きました。 いわゆる「モッズ・ファッション」に身…

そらあかね10

映画「ガンジー」を観ました。 当時、大英帝国の占領下にあったインドを独立へと導いたマハトマ・ガンジー、その激動の半生を綴ったドキュメント大作です。 非暴力・無抵抗を柱とし、「怒りに耐え得る勇気」を説いたガンジー。 その主張に賛同する群集を従え…

そらあかね9

「血や涙をながしている人が一番ダメージを受けてると思うのは間違いだよ」と年寄り臭い自論をヒラヒラさせた時、「深いですね」と呟いた女の子(私の娘でもおかしくない年頃です)が私を卒業して行きました。 連絡が取れなくなったのですが、そこには彼女の…