そらあかね23
映画「グラントリノ」を観ました。
監督・主演はクリント・イーストウッド。かなり深い映画です。
「強いアメリカ」その栄光の象徴が孤独な老人コワルスキーが大切にしている名車「グラントリノ」なのでしょう。
アメリカの抱える様々な問題のみならず現代先進国の光と影がストーリー中にエピソード的に散りばめられ観る者に問いを投げ続けます。
「どう思う?」「どうすれば良い?」「どうなるのか?」
意を決した彼が馴染みの理髪店で髪を整えスーツを新調し教会嫌いだったのに神父の前で懺悔します。その時の「神はあなたを愛しています」の言葉が胸を刺します。
少年の未来と引き換えに自分の命を投げ出すコワルスキー。
撃たれて倒れた彼の遺影は、両手を広げ脚を伸ばし十字架のように見えました。
公開は2008年、この時イーストウッドは俳優業をやめ監督に専念する、と答えています。残念です。
よく出来た映画です。
冒頭、アジア系のストリートギャングのひとりが「家庭」とタトゥーを入れていて、一瞬「え?」と思いましたが、あれはミステイクなのか狙いなのか今でも謎です。
今日はお休みする予定でしたが、事業所に用事があり出てきましたので更新です。
ではまた来週。
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