そらあかね38

映画「17歳のカルテ」を観ました。

1999年公開、1994年出版、スザンナ・ケイセンの自伝の映画化です。

監督はJ.マンゴールド、主演はウィノナ・ライダーアンジェリーナ・ジョリー

アスピリンの大量服用による自殺未遂で精神科病棟に入院したスザンナは女子病棟のボス的存在、リサのハンディキャップを逆手に取り全てに強気で攻撃的な態度に魅かれて行くが‥‥。

「主演のウィノナ・ライダーが原作に惚れ込み映画化権を買い取り製作総指揮も兼任したが、リサ役、新人アンジェリーナ・ジョリーのエキセントリックかつ繊細な演技力で高く評価されスザンナ役のウィノナ・ライダーは全く注目されなかった」と言うウィキぺディアの余談話を読み、観たくなった次第です。

アカデミー助演女優賞、ゴールデングローブ助演女優賞、全米映画批評家協会賞新人賞をアンジェリーナ・ジョリーが獲得したそうです。

最後まで傍若無人、傷つけることも傷つくこともまるで平気なリサに、スザンナが「あなたは冷徹だ、あなたはもう死んでいる」と投げつけた時、リサが崩れ落ちて号泣するシーンは切なかったです。

心に残ったひとことは、見舞いに来たスザンナのボーイフレンドの「正常というモノの判断基準なんてない!」です。

「どんな悪人でも世間は狂人と見做さずどんな善人でも精神化病院に入院すれば狂人と見做される」とある精神科医の話を引用したレビューがありました。

また「症状の描写がヌルい」と精神疾患の方のレビューもありました。「ただの青春映画にした方が良かったのでは?」と辛口のコメントもあり。

病棟の看護士役にウーピー・ゴールドバーグが出ていました。彼女は少しも変わらず懐かしかったです。

ストーリーはスローで退屈ですがアンジェリーナ・ジョリーの演技は観て欲しいですね。

 

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