そらあかね26 - soraakane2’s diary

P.ハイスミスの小説の映画化です。映画をご覧になっていない方も、ニーノ・ロータの美しくも哀しい旋律のテーマ曲はご存知だと思います。

ルネ・クレマンは居丈高にロータにフィルムを送りつけ、これに合う音楽を作れと命令したためロータは立腹したそうな。

大金持ちの放蕩息子フィリップを金で雇われイタリアまで連れ戻しに来た貧しい青年トム。クルージングに同行するも、フィリップのトムやフィアンセ、マルジュに対する傍若無人な態度に怒りをつのらせて行く‥‥、というスジです。

親から貰った物だけで勝負している男が嫌いな私、若くて美しいアラン・ドロンの容姿についてはとやかく言いませんが、クチャクチャに汚れたシャツやパンツをぱっと身に付けただけでも「カッコイイ」のは、やっぱり美徳なのねと痛感致しました。これはもうアラン・ドロンのプロモーションビデオですね。

1999年公開の「リプリー」（P.ハイスミスの同小説を基にしたアメリカ映画）を観て居ました。大まかなストーリーは頭に入って居ますので映像に集中する事が出来ました。

マルジュ役のマリー・ラフォレがチャーミングなので少し調べましたらフランスのシンガーだとか。ナチュラルなメイキャップや60年代モードの着こなしが素敵です。

ほぼ一週間ぶりに晴天に恵まれました。今日は最高気温30度を越え夏日になるそうです。一番好きな季節の到来です。

ではまた明日。

ごきげんよう。